初めて身を置く「自由すぎる」北欧の学校で、感じたこと。

 

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ひとが発する「大好き!」に触れたら、

自分のなかにも同じ熱意がふわっと広がった。

 

かつて「あかりを灯すこと」と名付けられた

人と人との対話を通して生まれる体験、

「生きた学び」ってこんなかんじか!

 

意気揚々と向かった先のデンマークで

私を待ち受けていた現実は・・・

 

 

 

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日本を出発するほんの直前まで

とある作家さんと日本酒を嗜む会にいて

気持ちよく酔っぱらって飛行機逃しかけたり

 

→ 向かいの席にいらっしゃった方が神様で、

会場から飛行場までの最速ルートを調べてくださり

ぎりセーフな搭乗時間で通過できたのでした。

ありがとうございます!!!

 

 

着いてすぐに出国→スウェーデン誤上陸して

初日のオリエンテーション間に合わなかったり

 

→ 電車一本間違うと国を出てしまうという…!

「この電車は逆方向だよ」と教えてもらって

降りようとした矢先に扉が閉まった絶望。

現地のおじさんの優しいアテンドと

現地の子供達の思いやりあるお手伝いにて

なんとか連絡もつき、辿りつくことができました。

Mange tak!!!

 

 

(_ _).。o○

 

 

そんなこんなしながらも

なんとか無事に着いた留学先、

 
Nordfyns Højskole

 

デンマークで伝統的な民衆の大学、

通称『人生の学校』

(日本語では正式に、『国民高等学校』)

 

 

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ここは北欧でも珍しい、

日本人が設立した学校だったため

日本人向けのクラスがありました。

(いまは国際クラスと統合されたそう)

 

日本人向け『SOSU(社会福祉)』クラスにて

私の期は男子1人、女子5人の6人メンバー。

 

 

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学生は70人くらいの小さな学校で、

そのうち約半数がデンマーク人。

残りの半分がその他の外国人。

 

アジアとヨーロッパとアフリカとアラブと。

 

無宗教に仏教にキリスト教にイスラム教。

 

学生、社会人、移民、障害者。

 

年齢は18歳から60歳くらいまで。

(期によっては70代もいるのだとか)

 

あと、個性豊かな先生たち。

(政治家、福祉職員、芸術家、キャリアOL、などなど)

 

多種多様すぎる老若男女が集った

緑あふれる田舎の学校。

 

 

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元・小学校だった敷地内には

食堂、寮、体育館、サッカー場、サウナ、

アスレチック、養蜂場、キャンピングカー、

各種教室、校長先生の住まい、などなど

 

あらゆるものが点在していて

あたかも小さな村のようでした。

 

 

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そんな場所で、そんなメンバーと

寝食をともにすること、3ヶ月間。

 

  • 食事は広い食堂で一斉に。
  • みんなで集まったら、とりあえず歌う。
  • 定期的に会議がある。

 

  • イベントを通して地域とも関わる。
  • 授業は午前と午後に1コマずつ。
  • それ以外の約18時間は、好きに使っていい。

 

  • ルールは校内でドラッグを使わないこと。
  • それ以外は各自、責任の範囲内で。

 

 

まっとうな日本の学校で育った私には

いつになく自由度が高い学校。

 

幅広い自由さに感銘を受けつつ、

一方で戸惑う場面も多々あって・・・

 

 

私、自由な世界の暮らしかたが、

よく分かっていなかった。

 

 

あんなに憧れてようやく手にした「自由」

 

たっぷりの空白な時間が用意されていて

思うままに好き勝手に使うことができて。

 

ごはんは用意しなくていい。

宿題もそんなにする必要がない。

 

分刻みじゃない、ざっくりとしたスケジュール。

ああしろこうしろと指示されることもなく。

 

叱られないけど褒められもしない。

すべては自分の意思のままに。

 

 

文字でなぞった世界と現実との違い。

 

壮大な自由は、ただただ恐かった。

 

 

 

 

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(2016年3月執筆記事を再掲載)

 

 

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございます(*^^*)

 

 

海月なおこ